酒造り・ほぼ毎日フォトギャラリー(H22BY)
2010年10月から2011年4月頃まで行われる、福井の地酒・舞美人のH22BYの酒造りを写真で綴っています。
今回は、創業以来最速となる速さでの酒造りの開始となりました。
最新の機械など全く持たない中で、温暖化による気温の高さなど未知なる部分に不安はありながらも、
日本酒の持っている奥深さと力・未知の可能性に、6代蔵元の新しい挑戦となるH22BYの酒造りです。
そのほぼ毎日を、蔵人でもある女将が撮影した写真をつづっています。
昔ながらの道具と伝統の酒造り手法で醸される、濃醇で旨口の舞美人のお酒。
昨年初挑戦した「山廃造り」をはじめ、手間と時間を惜しまない蔵元・杜氏の精魂込めた手造りの酒造りです。
今年も、福井の小さな酒蔵からお届けする、厳しさの中にも喜びにあふれた舞美人の酒造りを
私達と一緒に、お楽しみいただけたら幸いです。
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2010年4月
1日:ふな口直汲み純米吟醸「吟香系」 | 2日:純米吟醸 にごり酒「白の舞」 | 3日:【舞美人蔵開き】酒粕つめ放題中! |
2010年3月
3月11日 【東日本大震災】被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。また、一日も早い復旧を、福井の酒蔵から心よりお祈りいたします。
5日:このタンクのもろみを搾ります | 5日:酒袋積み上げ中。 | 8日:蔵元お勧めアングル&撮影 |
3日:訳あって今年は1段飾りの人形 | 4日:酒袋の洗浄。量が多くて大変! | 5日:もろみホースを木ぶねに取り付け |
2010年2月
27日:搾りの準備。「木ぶね」の洗浄。 | 27日:きれいに消毒!「木ぶね」の底板 |
14日:酒米を蒸し終わると、蒸気抜き | 24日:酒の器展に行ってきました。 | 26日:美しい純米吟醸のもろみ |
11日:麹造りも随分慣れてきました | 12日:舞美人純米酒販売再開です。 | 13日:本仕込み用に、放冷機登場。 |
7日:濾過作業です。 | 8日:木桶に入った洗米後の酒米 | 9日:和釜の中に入れている酒米 |
2日:女将が手がけた麹からの酒母 | 3日:玄関に節分の魔除け。 | 4日:天然地ものの「子持ち落ち鮎」♪ |
2010年1月
28日:蔵人・女将が初!!造った麹 | 29日:防寒対策でもろみタンクに腰巻 | 31日:25年ぶりの積雪量!雪下ろし |
25日:福井県産五百万石!嬉しい! | 26日:五百万石 50%精米です。 | 27日:今年は結構雪が降ります・・ |
22日:蒸し上がったばかりの酒米 | 23日:和釜の水は、毎日替えます。 | 24日:勢いがすごい!最高の蒸気! |
19日:50%精米「純米吟醸」麹造り | 20日:舞美人では全量「蓋麹」です。 | 21日:「むろ」専用ほうきです(笑) |
16日:大寒波到来!除雪中です。 | 17日:この冬初めてのかまくらと娘。 | 18日:煮えたぎる和釜のお湯に差し水 |
10日:瓶洗い中の蔵元。 | 11日:「むろ」使用中につく電灯。 | 12日:酒母、今日も元気です♪ |
7日:だきだるの中にお湯を入れます | 8日:酒米を見ると幸せ気分です | 9日:TVの影響で例年より粕人気! |
4日:精米歩合40%の特別栽培米 | 5日:何度蒸しても緊張します。 | 6日:酒母も寒いので暖かくしてます |
元日:「むろ」の入り口にお餅 | 2日:井戸水の上には、お飾り | 3日:木ぶねの上には、お餅 |
2010年12月
28日:夜蔵の見回りをする蔵元杜氏 | 29日:和釜で「酒米」を蒸す湯気です | 31日:玄関は新年の準備は万端です |
25日:来年の大河ドラマキャラクター | 26日:「ファーレ福井」で試飲会です。 | 27日:大河ドラマ「江」の特設コーナー |
22日:純米にごり辛口になりました。 | 23日:Xマス用ケーキいただきました | 24日:イヴに突然の大雪。びっくり! |
19日:大阪からのお客様の試飲の後。 | 20日:木ぶねの真ん中に寄せた酒袋 | 21日:竹の「さな板」をはずしていす |
16日:酒袋に蓋をのせました。重い! | 17日:タンクを上手に転がす蔵元 | 18日:新酒です「特別純米無濾過」 |
13日:出番を待つ、ふな口の道具達。 | 14日:感動!!いよいよ新酒です! | 15日:出来具合を確かめる杜氏。 |
10日:木槽の底には、お酒が通る道。 | 11日:酒袋、消毒中。 | 12日:木槽を酒蔵の中へ入れます。 |
7日:いよいよ木槽の洗浄です。 | 8日:もろみが搾って!と言ってます。 | 9日:搾りに使う大量の粕袋 |
4日:使用する前は必ず消毒 | 5日:店先にタペストリー出しました | 6日:槽場の壁も天井もすべて消毒 |
1日:いよいよ大きいタンクでの櫂入れ | 2日:酒蔵の中庭のイチョウが紅葉。 | 3日:在庫作り。12月は繁盛期です! |
2010年11月
28日:本仕込みを待つタンク達 | 29日:放冷機登場!! | 30日:蔵の天井は、蒸気でいっぱい。 |
27日:蔵元を囲う会in東京 四ツ谷 | 27日:お店は囲炉裏焼き「方舟」さん | 27日:秘蔵酒もたくさんお持ちしました |
25日:麹です。とても愛着がわきます | 26日:酒母の無くなった酒母室 |
18日:和釜に火をおこしています。 | 23日:蒸し上がった酒米 | 24日:麹造りの途中です。 |
15日:久しぶりの櫂入れもさすがです | 16日:この中にお湯をいれます。 | 17日:温度管理のため酒母の中へ。 |
12日:消毒も終え準備万端「もと場」 | 13日:酒米を蒸している湯気です。 | 14日:酒の全てが決まる「酒母」 |
9日:史上最速!!初蒸しです。 | 10日:麹造りの「もり」緊張です。 | 11日:出来上がったばかりの麹です。 |
2010年10月
29日:史上最速!?木槽蔵出し。 | 29日:「てこ」で方向転換させます。 | 29日:カナダ出身のお客様が助っ人に♪ |
2011年(H22BY)の造りについて。
3月11日、酒造り途中に東日本大震災がありました。
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
当蔵に直接的な被害はなかったものの、たくさんの酒蔵さん達が被災されました。
それでも酒造りをされる姿には心打たれ、また力をいただきました。
お取引先様やお客様方々にも、多くの影響があり
毎日のニュースと被害の大きさに、心痛める日々です。
そんな中、酒造りをひと段落させることが出来たことに心よりお礼を申し上げます。
4月3日に行われた「舞美人 蔵開き」では、震災への募金をさせていただきました。
ご協力いただきましたお客様方に心より感謝をいたします。
今年ほど、酒造りをする意味を考えた年はありません。
少しでも「舞美人」のお酒が皆様の復興へのお力になれますように。
私達が造り酒屋として出来ること、一生懸命考え行動に移していきたいと思っています。
2011年4月 美川酒造場