酒造り・ほぼ毎日フォトギャラリー
2009年12月から2010年4月頃まで行われる、福井の地酒・舞美人のH21BYの酒造り。
そのほぼ毎日を、蔵人である女将が撮影(2月10日・11日・19日は写真家撮影・3月14日は友人撮影)した写真をつづっています。
昔ながらの道具と伝統の酒造り手法で醸される、濃醇で旨口の舞美人のお酒。
手間と時間を惜しまない、蔵元・杜氏の精魂込めた手造りの酒造りです。
福井の小さな酒蔵からお届けする、厳しい中にも喜びにあふれた舞美人の酒造りを
私達と一緒に、お楽しみいただけたら幸いです。
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2009年12月
27日:いよいよ明日から仕込み | 28日:和釜で、初蒸しです!! | 29日:蓋で麹を造っています。 |
30日:お飾りは干し柿をのせます |
2010年1月
4日:和釜で蒸している湯気です | 5日:酒母に、櫂入れ中の杜氏 | 6日:酒造り雰囲気満点の雪です。 |
7日:酒米が続々入荷中です!! | 8日:酒母が順調に発酵しています。 | 9日:杜氏が寝泊りする部屋です。 |
10日:「だき」にお湯を入れています。 | 11日:麹造りの間は、食べません。 | 12日:兵庫県産山田錦40%入荷 |
13日:次の「もと麹」造りの始まり! | 14日:蓋に盛る前に、ほぐします。 | 15日:麹つくり3日目で、出麹です。 |
16日:和釜にたまった蒸気を抜きます | 17日:連日蒸して!蒸して!蒸して! | 18日:どんどん麹の量が多くなります |
19日:木槽を洗浄・消毒のため外へ。 | 20日:明日からの本仕込み準備中! | 21日:仕込んだお酒に櫂入れ中です |
22日:出来上がったばかりの麹。 | 23日:唯一の大型機械である放冷機 | 24日:蒸し上がった酒米を放冷機へ。 |
25日:酒母・きれいな発酵音がします | 26日:木桶に入った、洗米した酒米。 | 27日:木槽にお湯をためています。 |
28日:仕込んだばかりのもろみです。 | 29日:麹を蔵の2Fへと運ぶ蔵元杜氏 | 30日:準備万端出番を待つ夜の和釜 |
31日:日本酒卍会の皆様、来蔵中。 |
2月
3月
4月
3日:明日の蔵開き準備です。 | 4日:今日は蔵開き!粕詰中の皆様 | 4日:穏やかな天気に恵まれて。 |
4日:お客様との会話も、弾みます。 | 5日:酒造り終了!!木槽を外へ。 |
2010年醸造の酒造りを終えて
今年も無事酒造りを終えることが出来ました。
本当の意味での酒造りは、まだ終わっていませんが(後片付けなどが残っています)
このフォトギャラリーは、一応ここで終わりとさせていただきました。
毎日更新を出来ない日も多く、申し訳ございませんでした。
年に1度、舞美人では冬期のみの酒造り。
例年暖冬傾向にありながら、2010年はまとまった積雪も何度かあり、
昔ながらの道具と造りを行っているため、天候と温度の変化には
杜氏として苦労した点も多かったようです。
何度経験しても、酒造りは毎年が初心者の気持ちです。2度と同じ造りは出来ません。
ですが、そこに日本酒造りの奥深さと面白さがあると思います。
そして造り手の気持ちが、そのままお酒に伝わると感じます。
酒造りを経験するたび、
「舞美人」醸造元として、酒造りほど大切なものはないと強く思います。
より舞美人らしく、酒質の向上を追求し目指して努力いたします。
今後とも、【舞美人】醸造元美川酒造場をよろしくお願いいたします。
2010年4月 舞美人醸造元美川酒造場